エルダーホームの2009年9月の日誌

家族の都合等何らかの理由で一時的にそれが困難な場合に、また、時として家族の負担軽減のために、所定の施設に短期間入所し生活全般のサービス提供をしてもらうところです。

ショートステイは「短期入所生活介護」、「短期入所療養介護」に区別されそれぞれに料金体系、サービス内容に若干の違いがありますので注意が必要です。

「短期入所生活介護」は入浴、排泄、食事の介護、日常生活上の世話や簡単な機能訓練などのサービスを受けることができます。

「短期入所療養介護」は入浴、排泄、食事の介護、日常生活上の世話のほかに医学的管理下で看護、専門的リハビリテーションを受けることができます。

それぞれ目的により違いがありますので、ショートステイのお問い合わせは担当のケアマネージャーやお近くの居宅介護支援事業所に問い合わせると良いでしょう

前述した、訪問リハビリテーションと誤解されやすいのですが、内容はまったく違います。

訪問マッサージは、マッサージ師が居宅に訪問し、医療保険でのマッサージサービスを提供するサービスです。お時間は平均的に２０分程度の事が多いようです。また、医療保険での対応ですので介護保険とは別のサービス体系になります。身体障害者手帳をお持ちの方は医療費の控除が受けられたりする公的補助の対象にもなりますので、利点はありますが、理学療法士等の専門的リハビリテーションを受けることは出来ませんので、注意が必要です。違いを理解したうえでのサービスの申し込みをした方が良いと思います。

訪問マッサージについては担当のケアマネージャーや、お近くの接骨院、マッサージ院などに問い合わせると良いでしょう。

訪問リハビリテーションとは、理学療法士（ＰＴ）、作業療法士（ＯＴ）、言語聴覚士（ＳＴ）が居宅に訪問し、専門的リハビリテーションを個別に実施する医療保険及び介護保険上のサービスです。ここでは介護保険上のサービスをご説明いたします。

病院や、クリニックの外来、通所リハビリテーションでは出来ない、居宅内でのＡＤＬ場面に則したプログラムを実行できることが利点で、時間も２０分～６０分まで選択できる仕組みになっていますが、一週間に利用できる時間数に制限があります。（訪問看護ステーションからの派遣とは仕組みが違います）

また、各専門士（ＰＴ，ＯＴ，ＳＴ）により実施できるプログラムに特徴がありますので、詳しい内容などは担当のケアマネージャーや担当の専門士に詳しくご相談されると良いと思います。

まだまだ、サービス提供事業者に限りがありますのでご希望の方は、担当のケアマネージャーや、お近くの居宅介護支援事業所にご相談されると良いでしょう。