今日は、新人ヘルパーさんの初出勤です。
とても緊張しています。
まずは、入居者様に先輩ヘルパーと一緒にご挨拶です。
皆様、お茶の時間でホールに集まって
いらっしゃいました。
「新人のAです。よろしくお願いいたします。」
と笑顔と大きな声でご挨拶します。
『新人と言っても、貫録あるね、
どこかで仕事してたの?』
「若くなくてすみません。
年は十分ですが、このお仕事は新人です。
頑張りますのでよろしくお願いします。」
Aさんは六十歳過ぎの新人ヘルパーです。
年下の先輩ヘルパーに
「やっぱり若い方がいいですよね......」
とたずねます。
「そんな事ありませんよ。
このホームのヘルパーは二十代から六十代までいて、
入居者様とは、子供や孫や曾孫と同じ位だね。と
話が弾む事もあるのよ。
それに私は若い"お姉さん"なのよ」
と四十代の先輩ヘルパー。
するとホールから
『お姉さん~お姉さん~^^』
と呼ぶ声がします。」
『お姉さん、おいしいコーヒーの
おかわりがほしいのだけど...^^』
「昔の"お姉さん"ですが私でよろしいですか?」
『いいよ~。お姉さんだよ!若い若い!!』
と笑顔で声をかけて頂きました。
今日は暖かく、外の梅も満開です。
「今から、お散歩にお出かけしませんか」
とお声をかけますと
『いいね~!』
『楽しみ!』
とまた、皆様が笑顔となりました。