今年は、猛暑が続きました。
命にかかわる危険な暑さと言われ、テレビでは連日
熱中症注意報が出されていました。
Aさんは先日、脱水気味で主治医の先生から
ご注意がありました。
「Aさん、水分をとっていますか?」
とヘルパーが声をかけると、
『飲んでいるよ。』
と答えますが、湯飲みのお茶はまだまだ沢山残っています。
大正生まれの気丈なBさんは、エアコンがお嫌いです。
「エアコンをいれますよ。」
と言っても
『体が冷たくなるのよ』
『私は冷房が嫌いなのよ』
とご自身でスイッチを切ってしまい、日中でもエアコンを
使おうとしません。
AさんもBさんもこのままでは熱中症も目の前です。
そこで、本日勤務のヘルパーさんが入れ替わり立ち代わり
「Aさん水分を取ってください。」
「Bさんエアコンを入れていきますね。」
とお部屋に伺います。
最後にはBさん根負けして
『仕方ないわねぇ^o^」
とニコニコしながら言って下さいました。
Aさんは、ヘルパーの顔を見ると、お声掛けをするより先に、
『ちゃんと飲んでいるよ。』
と湯飲みを持って中身を見せて下さいました。
スタッフルームでは、
「全員元気で猛暑を乗り切りましょう!
エイエイオー!!」
と大きな声が響いています。