老人施設と老人ホームの違い

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老人施設と老人ホームの違い

一見同じ言葉の様に聞こえますが、中身は全然違います。

誤解を招きやすい部分ですので、簡単に整理してみます。

介護老人保健施設(老健と略して呼ぶことが多い)や、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)等の施設では介護保険を利用して入居する事で在宅復帰を目指すことや、長期間の入居が出来ます。

しかし、入居期間や入居中のサービス利用には定められた範囲がありますので施設のケアマネージャーや相談員に確認する必要があります。どの施設もサービス内容に大きな格差が付くようなサービスの違いはあまりありません。(もちろん、設備、人員の配置など特徴は各施設によってあります。)

有料老人ホームでは、自立型、介護付、等様々なタイプがありサービスの内容を幅広く選択出来ます。デイサービスに通うことも可能ですし、医師の往診や、訪問リハビリ等も利用できます。以前は、高い入居金を支払うケースも多かったのですが、最近では入居金が安く地域に密着した有料老人ホームも増えてきています。民間企業も多く参入しているので、施設によって大きくサービスが異なります。最近はショートステイの専門の施設もあります。

他にも、ケアハウス、軽費老人ホーム、グループホームなどなど様々なタイプの入居施設がありますので、入居後の誤解を招かないよう、各施設で利用できるサービスの確認を施設担当のケアマネージャーや、居宅介護支援事業所などに事前に問い合わせると良いでしょう。

日時:2009年4月19日 AM 10:11