エルダーホームの2017年8月の日誌

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介護トピックス

エルダーホームの業務を月ごとにご紹介

エルダーホームからこんにちは(平成29年月号)

介護職に就いて今年で3年目の男性ヘルパーBがいます。


先日、入居者のA様が急に体調が悪くなり病院へ

救急搬送という事態が起きました。

同行の先輩ヘルパーが救急車を要請し待っていると


Bヘルパー「この帽子とお守り持って行って下さい。

いつも大切にしていたから・・・」


と渡しに来ました。

そんな心遣いも病状が心配でなかなか救急時は

忘れてしまいがちです。

救急車に乗ると、


『帽子は?お守りなのよ...』


と言います。

同行のヘルパーが


「ありますよ。大丈夫^^」


と伝えると安心したような顔をされました。


また別の入居者C様は、ご主人の名前が印刷してある

タオルが大好きです。

いつも首にかけています。

やはり体調が悪く入院された時、同行ヘルパーが

持参しました。

病衣に着替えると


『タオルはどこ?』


とすぐに探されます。


「大丈夫、大丈夫、ありますよ^^」


とヘルパーが首にかけるとホッとしたように

眠られたことがあります。


ヘルパーは、介護していく過程で入居者様との

会話から何を大切にされ、どんな品を身近に置くと

安心するのか、ご家族様との生活を振り返り、

どんな思いを温めているのかがよくわかります。


Bヘルパーも3年が過ぎ、少しづつ成長しているようです。


「今年は介護福祉士の試験を受けます。」


と勉強を続ける決意も上司に伝えています。

改めてホームでは、入居者様もヘルパーも

ひとつ屋根の下で家族のように生活していることに

気付かされました。

2017年8月13日